皆様こんにちは。紺堂つぼ治療院です。
本日のテーマは太極拳(tai chi )と線維筋痛症
2018年3月にイギリスの医学雑誌(bmj)に掲載された内容です。
研究者に敬意を表しつつ、もっと皆様にも知ってもらいたいと思いお伝えいたします。
そもそも線維筋痛症とは何か。
「全身や広範囲が痛み、またある部分だけが痛むことがあります。
その痛みは軽度のものから激痛まであり、耐え難い痛みであることが多いです・・・」-JFSA線維筋痛症友の会
とにかく痛い、ということですね。
ではここから今回の論文の内容を強引に20秒ほどでまとめます。
博士:線維筋痛症でお困りの方々、お集まりください。これから、今までと同じようにお薬などは飲んでいただきますが、tai chi (太極拳)とエアロビクスのどちらが生活しやすいかを調査していきます。ご協力願いますか。
参加者:OK OK !
博士:では、太極拳 を半年、エアロビを半年していただいてどちらが良いかを判断していただきます。よろしいですか。
参加者:OK OK !
1年後
博士:どうですか。
参加者:太極拳をしていた方が不安感がなかったわね、なんか効き目があったような気がするね。
以上です。
博士によると「心と体にアプローチしたからではないか。太極拳のやり方や呼吸方法が線維筋痛症の健康管理に役立ったように思う」とのこと。
エアロビクスも呼吸を行っていますが、インストラクターによる太極拳 の呼吸方法が影響を与えてるのかもしれません。
からだが求めている酸素をただ呼吸して取り込むのと、呼吸を意識して酸素を取り込むのとは違うようです、面白いですね。
もしかすると、意図的に呼吸することは、カラダにとっては何かの意味があるのかもしれません。
呼吸とは全く関係ありませんが、赤ちゃんだった頃の娘を太極拳の足さばきで寝かしつけると早く寝付いてくれていました、いまでも不思議でなりません。
呼吸を気にして、素敵なスポーツライフを!
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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