この一週間はハープの演奏をBGMにしております。
幻想的なハープの音色ですが、大きいものだとペダルが7つほどあり二人で演奏することもあるそうな。幻想的な音楽は現実的な奏者の努力があるのですね。どこかの誰かのおかげで今日も私は癒されております。ありがたい。
皆様こんにちは、紺堂つぼ治療院です。
今回のテーマは、ハープとは全く関係ない「むずむず足症候群:レストレス レッグス症候群(休めない足症候群)」です。
この病気はなかなか困りものです。簡単に言うと、主に下肢に「むずむずする」、「かゆい」、「痛い」、「火照る」、「虫が這っている」感覚があり、とにかく足を動かさずにはおれない病気です。
で、この感覚の原因ははっきりとは解明されておらず、足に原因があるのか神経のエラーなのか脳のエラーなのか不明なので、患者さんからするとたまったものではない。
足のむずむずでストレス、夜は眠れなくてストレス、昼は疲れてストレス、この世のストレス全てを抱えているくらいの思いを抱いても仕方がないくらいのストレスです。
このほど米ミネソタ大学のByeong-Yeul Lee氏らがMRIで調べたところ、この患者さんたちの脳の体性感覚野(温・痛・触・圧を認識する部分)の皮質厚が7.5%薄くなっていることが確認されました。
感覚をつかさどる場所が薄くなっているから感覚のエラーなのか、感覚のエラーが起きているから薄くなっているのかはわかっていません。
つまり、原因なのか、結果なのかはまだわからないから対策まではいけていない。。。
この捉えどころのない感じを患者さんたちはずっと抱えて苦労されていらっしゃるのですね。
なんか、いやです。気持ちだけですが、5%くらいは共感できたでしょうか。
ちなみに、この疾患は運動中は症状が出ないとのこと。そのあたりに対策の術があって欲しいと祈りつつ。
辛い思いも運動中くらいは忘れてほしい、素敵なスポーツライフをお送りください。
お読みいただきありがとうございました。
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