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バスにて

荷物が多かった本日。空席もあり一番後ろの席に座っていると前方より男の子が脈絡がありそうで、そうでもない話を独り言のようにしていました。時々、隣のお母様がうんうんとうなづいたりして微笑ましい光景でした。

通路を挟んだ反対側からは、声変わりを終えた男性が母親の隣で脈絡がありそうで、そうでもない話を独り言のようにしていました。

お二人の違いは、聴覚的には声量、脈絡性、声質で、視覚的には後頭部から想像する年齢でした。

正直なことを申し上げると、男の子の声が発せられた方向には顔をほころばせてからチラリと目を向けていました。声変わりした方の独り言に対しては、ちょっと心の準備をしてからチラ見をしてしまっていました。

 

自分の行動に対して、一体これはどういうことなのだろうかとバスに揺られながら考えておりました。

 

そして、ハタと自分が「何か決めつけて反応している」ことに気がつきました。男の子に対しては、「よくあること、子供の作り話、誰かと一緒にいるはず」、もう一人の方には「何か事情があるのかな、近くに誰かいるかな」と警戒心を持ってしまっていました。

街中でも、電話機を持たずにしゃべっている、お酒を飲んで近くに人はいるけれいど声が大きくなっている、ということもあるので「大人で独り言」に対してすべて警戒するのはいかがなものか、自問自答のバスでした。

 

皆様こんにちは、紺堂つぼ治療院です。

今回のご報告は、「心の個性も遺伝子が関与している」についてです。

詳細はこちらにお任せするとして、個人的解釈をさせていただきます。

個人的解釈なので鵜呑みにされないようご注意ください。

 

多様性を受け入れることで種の保存となり、微生物や有害物質にも対応している人類。心の個性を多様化することで何かに対応しようとしているのならば、これから訪れるであろう「何か」とは一体何なのだろうかと未来について考えてしまいました。

 

来たるべき時に備えているというよりは、備わったヒトが生き残ってきたという結果論なのかな?とも思えてきます。

何かに備えるのは大切ですが、備えたことで救われる確率が上がり、確実に助かるには幸運も必要なのではないか?

別の事象であればその備えは役に立たなかった、なんて身もふたもないこと考えてしまいました。

 

じゃぁ、どうすりゃいいんだ?と短絡的にならず、ずっと備え続けていることが大切なのかなと思えます。

 

そんなことを考えていたら、伊坂幸太郎さんのフィッシュストーリーを思い出しました。⇒アマゾンさんちょっとリンクしますね

 

今日乗り合わせた男の子と男性の独り言の内容が実はリンクされていて、タイムトラベル的な同一人物のパラレルワールドの一場面だったりしたら面白いなぁと、とめどなく妄想が広がっていく8月、暑さのせいだな。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

心の多様性は、十人十色といいますが、遺伝子レベルで十人十色とのこと。

もてはやされているAIも得られた情報から十機十色の判断をし始めたりはしないのかしら?なんだか今日はSF小説の中に浸っている気分です。

 

皆様も素敵なパラレルワールドをお楽しみください。