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先週の土曜日は祝日を利用して自転車に乗ってきました。
乾いた落ち葉の上を走るとカサッ(前輪のみ)、カサッカサッ(前輪後輪)と音が鳴り、一人登る山道で秋の音を楽しんでおりました。
皆様こんにちは、紺堂はりきゅうつぼ治療院です。
いよいよ紅葉の季節、黄色や茶色、緑色全部含めて「紅葉」と思っていたら「黄葉」という言葉もあるそうな。
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どうして色が違うのか。
それは、もともとの緑色の葉っぱの色素の分解されるために起こる現象だそうな。
そもそも葉っぱには緑色と黄色の色素が入っており、青々とした緑から黄緑までのグラドゥエーションが見られます。
新芽が黄緑なのはまだ緑の色素が少ないため、夏の緑は緑色素が真っ盛りというわけですね。
そして、紅色はというと葉っぱには紅色の色素が入っておらず、秋の日差しの時間と量が減ることで紅色の色素が作られます。
これにより、緑色、黄色、紅色の色素がそろうことで山が大きなキャンパスになるわけです。
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銀杏が真っ黄色なのは紅色素が作られないのと緑の色素が分解されてしまうからなのですね。
銀杏並木のひらひらと落ちてきた黄色を見て友人が「これ掃除大変なんだよね…、雨だと滑るし」とこぼしておりました。
確かに大変なのですが、夏の暑い日にこの葉っぱたちがたくさんの人たちに木陰を提供してくれていたかもよと伝えると、一瞬キョトンとした顔したあと、「そうか、感謝せにゃいかんね」と気持ちを切り替えておりました。
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11月も上旬が終わろうとしております。
そろそろ、頬を紅色に染める宴が重なる季節が迫っております。
青色に染まらぬようほどほどに楽しみたいと思います。
何をするにしても良い季節、皆様も素敵な秋色を楽しんでください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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