山も平地もめっぽう速い人とご一緒した先月の日曜日。林の中でバサバサと彩り豊かな物体が歩いていました。
おぅ!キジ!野生!
雉も鳴かずば撃たれまい、とはよく言ったものですが、黙っていても派手に歩いちゃ撃たれます。
それはともかく、野生のキジを見た時どういう訳か「桃太郎」ではなく「かぐや姫の物語」が頭をよぎりました。秋の山は寒いのできび団子より雉鍋を食べたいと思ったのかもしれません、ステマルにいちゃん元気かな。
皆様こんにちは、紺堂はりきゅうつぼ治療院です。
先週は「熱」について書きましたが、今週は「肉」。
そういえば、鳥刺し、馬刺しはありますが、生レバーは絶対ダメとされています。
この理由は何なのか?
想像するに、食中毒のリスクの有無だと思いますが、同じ動物なのに何が違うのでしょう。
調べてみると、基本的に鳥と馬は体温が高く、豚や牛はそれほどでもないことが分かりました。
豚も牛も肉には食中毒を引き起こす微生物はいないけれど、胃腸などにはいらっしゃる。
加工の段階でちょろちょろと肉の方へ遊びに行ってそのまま滞在。さらに肝臓は微生物の宝庫!そんなわけで、いなかったはずの微生物もいるかもしれないので煮るなり焼くなりする必要があります。
体温で分けると
鳥・馬 VS 豚・牛
になります。
そこで気になるのがジビエ
鹿の体温も高いそうな(ただし、熱処理推奨)。
以前見たテレビでは鹿の角が犬の玩具になってかなり売れているそうな。養鹿場ってないんかな?
5年ほど前に福岡の小石原(こいしわら)へ自転車で遊びに行き、山道に分け入ってしまったことがあります。
ぐぅわっ、ぐぅわっと空気が動く気配がしてチラ見すると鹿の角が私の横で上下していました。
突然鹿に横付けされた恐怖は言いようがありません。
野良鹿さん、あれはもう勘弁。
猪はというと、これは絶対に熱処理が必要な肉らしいです。
これまた5年ほど前、福岡の砥石峠(きりいしとうげ)に向かう途中、列をなしてお散歩する「うり坊達」に遭遇しました。
親がいるから絶対手を出すなと聞いていたので、息をひそめやり過ごしました。
あれも怖かった。
猪が向かってきたら自転車イチコロなので、もう会いたくありませんが、来年12年に一度の大舞台ですよ。
話しを体温に戻します。
となると、
鳥・馬・鹿 > 豚・牛・猪
まぁ、豚は猪から来ているので当然と言えば当然ですね。
じゃぁ、ジンギスカンのヒツジの体温は?と頭をよぎりました。
よく考えれば調べる必要はありません。
天然ウール100%に被われていますから体温が低いはずがない。
火を通さずもぐもぐ行けるのではないでしょうか。
そういえば「モグモグタイム」というネーミング、脚光をアビてませんね。
「そだねー」
年の瀬にかなり強引に北海道で繋げております。
あ~肉、お肉食べたい。
というわけで、くれぐれも羊も含めてお肉は火を通して召し上がってください。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
よく噛んで、よく飲んで、よく笑って、ステキで楽しい忘年会をお送りくださいませ。
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