ドライアイの症状対策に目を温める
スマホ、見過ぎてない?
目、悪くなってない?
まばたきしてる?
目、使い過ぎてない?
あなたの目は働き者です。
たまには癒してあげましょう。
皆様こんにちは、はり灸こんどうです。
一気に気温が下がりエアコン環境下でお過ごしの時間が増えているのではないでしょうか。
そんな方にお届けしたい、目の乾燥についてのお話しです。
本記事の内容
- ドライアイってなんだ!
- マイボーム腺ってなんだ!
- 目のおすすめ癒し法
本記事ではスマホ・モニター・ディスプレイを一日中見てしまう人がなりやすいドライアイを
1.わかりやすく
2.わりと新しい原因も含めて
3.おすすめの癒し方をお伝えいたします。
ドライアイってなんだ!
ドライ:乾燥
アイ :目
つまり、目の乾燥ですね。
目が乾燥するのは
「スマホ・モニターの見過ぎ」、「じっと見過ぎてまばたきしない」、
「まばたきが少なすぎて涙が目を覆ってくれない」という理由でした。
※環境や目薬、服用薬の影響、他の疾患などもあります
私たちの目はいつも潤いが必要なのです。
その潤いのもとは涙です。
じっと画面を見つめている時、まばたきが減っていることに気づけていないのです。
まばたきをしない、つまりは開きっぱなし!
開き続けていると涙が乾いてしまう。
これこそがドライアイになると言われています。
マイボーム腺ってなんだ!
ところが、別の理由が2010年以降取り上げられるようになっています。
その理由が「マイボーム腺機能障害」。
このマイボーム腺は皮脂を分泌してくれていて目の潤いにとっても大切なのです。
上手く働かないと目の潤いが薄れてきてしまうのです。
しかも、まばたきしているのに。。。
身近なところ病気で言うと、「麦粒腫:モノモライ」を起こす場所です。
まつ毛の内側に分泌腺の孔(あな)です。
モノモライは一つの孔ですが、複数の孔が分泌できないでいることをマイボーム腺機能障害といいます。
このマイボーム腺は、通常でも頑張れば自分で見ることができなくもないです。
鏡の前でまぶたを引っ張り上げてみるとまつ毛の毛穴の奥に毛のない孔が見えます。
それこそがマイボーム腺です。(※取り扱い時には手を清潔に)
上の女性の目元のまつ毛の眼球側に並んでます(写真では見えません)。
そして、この孔から皮脂が出てくれています。
この脂が涙という潤いを守り、目の乾燥を防いでくれているのです。
つまり、この分泌機能を維持することで目の潤いが保たれます。
涙をたくさん流せば良いわけではなく、流れてきた涙を保つことが必要なのですね。
今日の大事なところなので2回目ですが、
潤い保持に頑張ってくれているのがマイボーム腺です。
専門家も推奨温罨法(おんあんぽう)
このマイボーム腺を含め目の健康を保つために専門の医師も温めることを推奨しています。
詳しくはマイボーム腺機能不全(MGD)についてをご確認ください。
目のおすすめ癒し法(目の休息方法のコツ)
目の癒し法としてはやっぱり休息が一番です。
とにかく起きている間は目を使っています。
集中しているとまばたきも少なくなります。
目の乾燥を防ぐためにも休ませることが一番です。
目を休ませるのは、何も見ないで目をつぶるという事でもないのです。
この癒し方法は実践しやすいので是非覚えて欲しい内容です。
- 目のピント合わせは自動調節(自律神経)
- 脱力・息抜き・リラックス
- 見ようとすると力が入る
目のピント合わせは筋肉がおこなっています(毛様体筋)。
毛様体筋は自動的に動いてくれます。
自動調節機能により自律神経が働いてピント合わせをしてくれています。
遠い景色を見るため遠くに目をやると、自動的にピント合わせができます。
遠くや視界を広くハッキリ見ようとする時に働くのが交感神経系です。
近くやぼぉーっと見ようとする時に働くのが副交感神経系です。
そのため、目の休息には
1.目を閉じて
2.近くにあるものを想像して
3.ぼぉーっと見つめる感じ
で休息することがとてもおすすめです。
これが目にとっての脱力・息抜き・リラックスに繋がります。
お仕事などでモニターをしっかり見るときは肩、首、顎、目の周囲に力が入ってしまいます。
これは目の周囲も力が入る状態になります。
肩、首、目の周囲に力が入ると頭痛を引き起こす方もいらっしゃいます。
リラックスしたぼぉーっとする感じをおすすめします。
目の疲れやドライアイでお悩みの方の対策方法として、気持ち良さやスッキリ感、
爽快感が出せるようモニターさんにご協力いただきながら目の周囲とまぶたへの温灸刺激を試行しています。
マイボーム腺の働きもモニターさんの話から出てきました、ありがとうございます。
皆様のなかで目の疲れでお困りの方がいらっしゃれば、
是非参考にしていただきたいと思い記事にしてみました。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
皆様の涙は感動や悲しい時だけ流しているのではありません。
潤いのある素敵な目をいたわってあげてください。
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