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前回のブログは心拍数を計って運動強度の目安を知る、というお話しでした。

協力者からも承諾を頂き、来週あたりから随時計測したいと思っております。

 

皆様こんにちは、はり灸こんどうです。

他人様の測定もいいけれど、やっぱりシミュレーションはしておきたい。

というわけで、昨日取り組んでみました。

記録:私

準備:私

走者:私

タイムキーパー:私

 

 

途中、写真を撮るなどの余裕はありません。

心拍数は、モノによってはパソコンにデータを1秒ごとに送るものもあるのでしょうが、そこは個人事業主。

自分でできることは自分でします。

汗かきながら記録用紙に心拍数を書き入れ、タイマーをチラ見しながら小休止を挟みつつ自転車を漕ぐこと60分。

測定終了!

 

記録したものをパソコンへ入力し、事前に作成していたシートをプリントアウト。

完成かと問われれば、改良の余地はありますが、モニターさんのご意見なども取り入れながら再校正していきます。

そして、出来上がったのがこちら

 

文字が小さくて見にくいと思いますがご了承ください。

グラフの中の12~23の数字は自転車のギヤの歯の数です。

数字が小さいほど重いギヤでスピードが出ます。

数字が大きいと軽いギヤで坂道などに対応します。

 

で、このグラフから推測される私の運動強度はというと、黄色15と青16の違いです。

 

?????

 

何がどう違うのかというと、180秒間漕いだときに黄色15は少しずつ上がる傾向が見られ、青16は3分間で上がりつつ平坦傾向が見られます。

乳酸を計ってしまうのが一番手っ取り早いのですが、それができないので代用を心拍数に求めた次第です。

 

で、今回の試走から出た結論は、

トレーニング志向で言うならば現段階では15のギヤで1分間に90回転し続けることで私は能力は伸びる!

または、

心拍数を150に設定することで私はもっと速くなれる!とグラフから言われたことになります。

 

健康志向で減量や血管年齢を保つのであれば、16のギヤより軽いのを回し続けましょう!ということになります。

朝夕の通勤自転車のうち、負荷をかけるのはほんの一部で快適な自転車を楽しむ私。

運動強度はとってもおだやか。

 

9年前に購入した体重計によると体内年齢は19歳。

あぁ懐かしき幻の未成年。

どういう根拠で測定しているのかわかりませんが、健康志向で自転車に乗っていた結果と言えば結果です。

 

 

それはともかく、この測定の意味合いですが、設定した強度を続けていると心肺機能と筋力が備わって来ます。

トレーニングしているうちに、同じ負荷でも心拍数が下がってきます。

これこそが、今回の狙い!身体が次のレベルへ入った証拠です🎶、効果音はありません。

 

『小難しいことは要らん!苦しければトレーニングだ!』を否定するわけではありません。

むしろ、その感覚は間違ってないと思います。

キツければ体が対応するのでむしろ正しいと言い切っていいのではないか?

 

「苦しい」を数字(心拍数)で表したらどうなるのかな?という報告でした。

 

毎日の運動で心拍数と対話していくのも悪くないと思います。

 

それと、とても大切な事を忘れていました。

心拍数自体は、人によって異なります。

 

 

若くても高い低いはありますし、年を重ねても高い低いはあります。

追い込んでも心拍数が上がらない方もいらっしゃいます。

一般的には年齢から推測はされてはいますが、その人その人で異なりますので、まずは基準を知ることが大切です。

チャリダーの乳酸濃度測定も現状はいかほどか?から始まり、負荷を定めて能力を上げていくことが企画の意図です。

 

今の自分とこれからの比較は面白いかもしれません。

健康志向の方は体重や体型といった変化を感じ取ることができることでしょう。

 

というわけで、長期的にデータを集めてみたいと思います。

継続してご協力いただける方、ご興味ある方いらっしゃれば、お気軽にモニター希望とご連絡くださいませ。

 

健康志向の方も、グラフは目安を教えてくれます。

自分のことは体に聞くのが一番いいのです。

 

測定といっても汗はかきます。

少しばかりの謎の水はありますが、補給用飲料水とタオルをご持参くださいませ。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

皆様も素敵な目安で最適な運動をお楽しみください。