心拍数に心を奪われ、胸が躍り、ワクワクして心拍数が上がる、を繰り返しております。
そんな中、今日は雨。
雨の日は電車移動になります。
近所の池にはカモやハト、サギが飛来しており観察しながらまったりと通勤しています。
人慣れしているせいか、カモは全く逃げません。
少し気温が低かった日の写真です。
羽の中に顔を入れるとは、気持ちいいだろうなぁ。
???
ちょっと待って!どうしてそんなに回るの?柔らかいの?肩こり無いの?
鳥の首の法則を見つけ出したら鳩胸ならぬ、「カモ肩で今日もイキイキ肩こりスッキリ」
などと謳って、カモ肩式ストレッチを普及せんかいな?と邪念を抱きました。
皆様こんにちは、はり灸こんどうです。
カモを見ながら、一応自分でもひねってみましたが90度を超えると無理でした。
カモの首はなぜ回る!「カモ肩式 肩こり対策」を考案したら流行する!
勝手に盛り上がり、一人ムフフと鼻息荒く、じぃーっとカモを観察しておりました。
それを見ていた鳩が近づいてきました。こちらは動画です。
鳩が歩くと首が前後に揺れ動く理由はどこかで書いたような気もしますが、今回はカモのためスルーです。
話は戻ってカモの首。
鎖骨がないのかな?腕(羽)が軽いからかな?強靭な胸の肉のおかげかな?
などと、空想を広げながら調べることにしました。
すると、まぁなんとあっさり答えがありました。
と同時にカモ肩式ストレッチの浅はかな野望は砕かれました。
鳥の首の骨はヒトより多い!
人の首の骨は7つです。
鳥は種にもよりますが、13~16個でした。
ヒトの倍近くあるのですね。
それはよく回るはずです。
ともかく、羽毛に包まれたお顔は気持ちよさそうでした。
羽毛に包みこまれる素敵な鳥の首の骨。
ちなみに鎖骨(サコツ)は叉骨(サコツ)と書きまして、胸骨を挟みませんでした。
骨格の違いも面白く、時間を忘れて見入ってました。
福岡市動物園には動物たちの骨格標本が集められております。
娘と一緒に訪れた際、私だけテンションは急上昇。
心拍数も上がっていたことでしょう。
娘は怖がりテンション急降下。
嗚呼親子の心拍数は反比例。
とにかく短い時間の中で見入ったのがカバの膝の骨。
脛骨の関節面の広さに圧倒されました。
体重を支えるため、ガッツリ広がっておりました。
もちろん写真はありません。
そして、鳥。
鳥の足を見ていると膝が逆側に曲がっているように見えますが、あれは踵(カカト)です。
指で身体を支えているのですね!
四足動物達も身体は指で支えています。
進化の過程で我々ヒト科は足の裏全体で立っていますが、動物で考えると極めて珍しいタイプのようです。
動物たちは、檻の中から、「あいつら人間って言うんだぜ」、「指で立てないんだってさ」、「えー、珍しい」などと会話しているとかしてないとか。
進化の話といえば、最近知って驚いた説。
ホモサピエンス(人の祖先)はアウストラロピテクスとは別の種類で進化したものではないよ、というものです。
アウストラロピテクスが進化してホモサピエンスになったと習ったような気がしますが、時代とともにいろいろ分かったのでしょう。
知らないことを知るって面白いなぁといつも思います。
首を長くしてこのブログの更新を待っている方がいたとしても、七つの骨の分しか伸ばせないので到底鳥にはかないません。
近所に鳥を見かけたら、首の骨、回り具合、指歩行を観察してみてください。
新しい発見があるかもしれません。
もしも発見したならば、こっそり教えてネタにさせてください。
ひっそりと何か恩返しいたします。
最後に一枚鳥の写真を入れようと探していると、娘から「これがかわいい」との一言。
即決です。
今でも娘の言いなりです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
皆様も素敵な骨格生活をお送りください。
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