とっておきの肩こり対策ってないんかな!
そんなこと考えたコトありませんか?
話しは先週の土曜日。
サポートしている高等学校の部活動にOBOG且つ上級者が練習に訪れておりました。
観察させていただくと、肩の動きがとってもしなやかでした。
さらにじっと観察していると、とにかく肩甲骨が良く動く。
見ていて気持ちがいいくらいスムーズに良く動きます。
監督曰く、この肩甲骨の軌道、動きの軟らかさが大切なんですよ、とのこと。
まだできていない選手たちに肩甲骨の軌道を習得してもらい、スムーズな動きをどうやって得とくしてもらうか!
なんだか重要な宿題を頂いたように思いました。
皆さんこんにちは、紺堂はりきゅうつぼ治療院です。
突然ですが、ここで読んでいる皆様にご協力いただきたいことがあります。
今の状態から顔を前を向けて首だけで右向き・左向きをしてみてください。
ありがとうございます。
さらに質問です。
右向き・左向きした時、その場の天井は見えましたか?
屋外であれば空は視野に入りましたか?
見えていれば、頭の骨がしっかりと背骨に乗っており、
肩甲骨が良く動く準備ができている姿勢といえます。
見えなければ、猫背だったり顎が前に出すぎていたり前屈みになっていて、
肩甲骨が動く準備ができていない状態といえます。
ヨガ、ストレッチ、湿布、治療院、マッサージなど、
世の中にはいろいろと肩凝り対策があります。
生活しているうちに元に戻ってしまう事もあります。
「あれ以来スッキリとして肩こり感じなくなった」と効果的だった人もいます。
この違いはいったい何なのか。
やり方が間違う?
続けてないから?
重症なの?
など、原因が自分にあると感じてしまう方がいたとしても、どうぞ気にされないでください。
強引ですが簡単に言うと、身体の下準備ができているかいないかの違いです。
例えば、猫背の状態で肩を回すのと、背筋を伸ばした状態で肩を回すのは、回し具合が違うのです。
猫背が肩甲骨の動きを制限してしまっているのです。
肩甲骨を動かせると肩凝りが楽!
肩甲骨を動かせる状態になっているかどうか、この下準備がカギなのです。
取り組んでみても成果が上がらなかったのは下準備が整ってなかったのです。
例え話が変ですが、お料理の下ごしらえにひと手間入れると美味しくなるのど同じで、準備が大切なのです。
肩こり対策と言われるものは世に多々あります。
その準備ができているかどうかも大切なのです。
その準備は、
- 胸郭を大きく動かす呼吸
- 左右の肩が前側に抱え込まれていない位置
- 背筋を伸ばして頭の重さを背骨に載せている姿勢
- 椅子に座っているなら坐骨で座面を捉えている感触
- 靴底や足裏をしっかり床に付けられているバランス などなど
いくつもの準備を整えて肩甲骨が動ける状態でなければ、いくらやっても効果を維持させることは難しいでしょう。
今回は、何事も準備が大切というお話しでした。
監督さんからいただいた宿題もこのブログのおかげでまとまってきました。
ひとえに読んでくださっている方々に伝わることを第一に考えたからかもしれません。
この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございました。
肩甲骨を動かしてみると「ゴリゴリ」感を感じる方もいらっしゃいます。
そのお話しはいずれまた。
皆様も肩甲骨をグイグイ動かせるステキなひと手間で姿勢を意識し、脱肩こりライフをお楽しみください。
コメントをお書きください