幼き頃コロンボさんを見て、嘘つきは暴かれるものと思い込んでいました。
成長と共に暴かれないウソもあることを知って悲しみ、ホラや方便という言葉を知りズルいと思った14歳の冬。
いまでは、ホラや方便にあやかり頼っております。
皆様こんにちは紺堂はりきゅうつぼ治療院です。
前回は肩こり対策の一環として、肩甲骨を動かすための下準備についてお届けいたしました。
今回は、動くには動くけど、「ゴリゴリ」言うんだよね♬
という方に届くことを願っております。
そもそも、「ゴリゴリ」言うとはどういうことか。
話しのスケールが大きいですが、地球上で音が鳴るという事は物質と物質がぶつかっている証拠。
体の中の何かと何かがぶつかっていることが推測されます。
関節を動かすのですから、関節内の「何か」に間違いありません。
肩の関節について詳細に記載すると本一冊書きあがってしまうほど複雑なので、強引に私的妄想を加えつつ簡単に申し上げます。
動くけど痛みはなく、ゴリゴリ感がある方を対象にしております。
それでは参ります。
さて、いわゆる肩には、骨・筋・腱・靱帯・滑液包・関節包があります。
骨が原因ならば骨端(関節面)の異常なのでは?
ゴリゴリの音が気になるレベルではなくて相当痛いはず。
これを読みながら肩を回していられるならば、骨の可能性は極めて低いっすご安心あれ。
逆に「いでででで」となってるならば迷わず病院へGO GO!
筋が原因ならば動きの向き、角度、自動(自分で動かす)、他動(他人に動かしてもらう)によって絞られます。
「この動きの時!」というのがはっきりしている場合は、対策しやすいです。
また、肩を動かすと肩甲骨が「ボコボコ」と乗り上げた感じで動く場合は周囲の筋の凝りが原因の可能性が高い。
「ボコボコ」する動きをはっきり認識できると対策しやすいっす。
腱が原因ならば「ゴリゴリ」というよりは「ゴリ」とか「パキ」という感じで音は1回になります。
もちろん、二つ以上の腱が原因があれば音は2度鳴ります。
筋と同じように「この動きの時!」というのがはっきりししている場合は対策しやすいです。
断言してますけど、場所を見つけて対策立てるので実際時間かかります。
また、五十肩と呼ばれるものも腱が原因の場合があります。
痛みがある場合や肩を回しきらない時は病院へGOです。
靱帯が原因の時はその靱帯と何かが接触して「ゴリゴリ」言うため、角度を変えつつ原因が靱帯なのか、「何か」なのかを推測していきます。
自動運動、他動運動を繰り返しながら靭帯の場所を把握しつつ「何か」を見つける作業が必要になります。
もちろん、痛みがある時は病院へ(略
滑液包が原因ならば、ゴリゴリ感よりも痛みが出てきます。
悠長に構えるよりも病院へ
関節包は強い線維性(強い糸が合わさった布をイメージしてください)です。
ここに何かあれば、ぐるぐる回すことは難しく痛みを伴いますので病院への受診が大切です。
と、いろいろ上げましたけどざっくりまとめます。
ぐるぐる回せて痛みもない、でもゴリゴリ感があるならば、ほぼ筋と腱が怪しいです。
診断してはいけないので、怪しいと思われます。
いや、怪しいんじゃないかなぁ。。。
ゴリゴリ感は何かがどこかに引っ掛かっていると考えるのが妥当と思われます。
「この角度!」、「この動き!」がはっきりしているのであれば、現在通われている治療院さんに尋ねてみるもの良いと思います。
ここからは誘導になってしまうのかな、どうしても細かな筋が知りたいという事であればお問い合わせください。
さて、先週もお伝えした高等学校の部活動サポートでは私にとっては面白い事例がありました。
監督さんの許可がおり次第、こちらでもご報告したいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
みなさまも快適に肩をグルングルン回せる肩こり知らずの素敵な身体をご自愛ください。
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