病院以外で頭痛はみてくれるのか?
病院で頭痛の治療を受けてみたけど全然よくならない。
薬を変えてもあまり変化を感じられない。
他の方法を試したいのですが、頭痛に対してどんな方法があるのか知りたい。
この記事では、上記のようなお悩みを解消します。
今回の内容
1.病院以外で頭痛対策をするという選択
2.お勧めできない治療院6選
この記事は大学・専門学校の教育経験、実際に開業、群発頭痛に20年以上苦しみ続け様々なことをして完治させた経験に基づいてはり灸こんどうが書いています。
この記事は下記のような方にお勧めです。
1.治療院という選択肢を考えているが、選び方がわからない
2.病院以外で、頭痛を見てもらいたい
3.薬を飲まない方法で頭痛を治したい
4.頭痛をみてくれる治療院の選び方を知りたい
今回は、頭痛に苦しんできた私が頭痛から解放されたい患者目線で治療院の選び方をわかりやすく解説しますね。
1.病院以外で頭痛対策をするという選択肢
a. それでも一度は病院へ
1度は病院をすすめる理由が2つあります。
ひとつ目は、救急要請を避ける。
発作に耐えきれず倒れ込み痛みにのたうち回る光景は異常です。救急車を呼ばれることもあります。
混乱を避けるためにも1度しっかりと診断は受けるべきです。
ふたつ目は、頭痛の種類を見極める。
シンプルな頭痛もあれば、頭痛が混合している場合もあります。
複雑なものなのか、入院の必要性はないのかを知るためにも頭痛外来は受けておきべきです。
入院などが不要で、残念ながら薬が効かない場合は病院以外の選択肢も考えてよいと思います。
b. 気圧やストレスが要因
翌日が雨だと具合が悪くなる、低気圧が近づくと頭が痛くなる。
こういった症状は気象病と名付けられています。
気象病の症状の一つに頭痛も含まれます。
気象病は気圧の変化で生じます。
気圧の変化を感じ取るのは耳の奥です。
気圧の変化があると血管や自律神経が影響を受け、痛みが現れます。
頭痛の原因ははっきりわからなくても、どんな時に起こりやすいのかを把握しておくことはとても大切です。
ストレスも要因としてあげられます。ストレスが勝手にどこかに行ってくれるのを待つよりもにストレス対策も必要になります。
手っ取り早いのは禅、今風に言うならばマインドフルネス。
今、目の前のことに一生懸命集中すること。
イライラの原因が目の前にあると嫌悪感を抱きどうしようもなくなります。
イライラすることは当然ですが、そんな感情に自分を委ねるなど、もったいない。
問題解決に向けてた思考を抱きましょう。
c. 頭が痛い時に見るポイントは別の場所
慢性の頭痛のメカニズムをざっくりまとめると
・筋肉の緊張
・血管の反応
・自律神経の誤作動
・痛みの勘違い
になります。
頭痛へのアプローチは筋肉の緊張緩和、血管反応への施術、自律神経の誤作動への対策、痛みの勘違いの修正を行うことになります。
2.おすすめできない治療院6選
ここからは病院以外の選択肢になります。
整体や整骨院、鍼灸院やマッサージ、カイロプラクティック、リフレクソロジー、リラクゼーションなど身体を扱うところで頭痛対策をしてみたいという方もいらっしゃると思います。
私自身が頭痛で苦しんだ経験から言えるのは、全部やめておいた方が良いです。
群発頭痛を軽快させた例はなかったです。
日本においては、国民皆保険のもと医療が発達していて、一番治る可能性が高い医療を提供しているのが病院やクリニックです。
とはいえ、病院嫌いな方もいるでしょう。
私も積極的に病院へ受診する方ではありません。
頭痛に対してどうしても病院以外で選択したい、そんな時の目安になるものは無いか、これだけは避けて欲しいという私の独断を記します。
a.国家資格を持っていない
国家資格を取るのに最低3年はかかります。
医師や薬剤師に比べれば半分しかありません。
しかし、この3年間は知識の積み上げとともに、どうして?なぜ?が繰り返されます。
この疑問や思考がとても意味があり学生は必死で勉強します。
b.チェーン展開をしている
チェーン展開を避ける理由は、技術が画一化され頭痛という特殊な症状に対して施術者の当たり外れが高いためです。
基本的に経験年数が若い施術者が多いため頭痛に対してどこまで知ってくれているのか疑問を感じることから除外します。
c.骨盤矯正を掲げている
骨盤矯正が何を指しているのか不明ですが、人の力で骨盤は矯正されません。
骨盤の矯正で歪みを取りましょうと掲げているところがありますが、歪んでいて困ることありますか。
話がそれますが、指の爪を左右で比べてみてください。
大きさや形異なります、左右で使う頻度、使い方が異なるからです。
差異は存在するのです。
指が凍傷で取れました、手が生まれつきありません、事情で足を失くしました、そういった方であれば大いに歪みはあるでしょう、そういう方にこそ率先して施術して欲しいです。
五体満足で歪み(左右差)のない方の方が少ないです。
歪んでいるからダメなんだと思わないでください。
骨盤矯正をされているならば、お世話になっている先生の目をじっと見て「歪んでいない人っているんですか」と聞いてみて下さい。
生きていれば歪みます。
d.小顔矯正を掲げている
小顔矯正も同じです。
我々が見えているのは顔の皮膚です。
多少小さくなったように見えるのならば、皮膚の水分が他へ流れただけです。
顔の骨を矯正できるなら、骨の変化を提示して欲しいです、見たことありません。
e.筋膜リリースを掲げている
筋膜リリースを受けている方がいれば、お世話になっているところに筋膜がリリースしたら出血しませんか、と聞いてください。
筋膜と筋肉がリリース(離れたら)血管壊れてます、出血します。
筋膜と筋肉の繋がりヤワではありません。
リリースされたのではなく、別のことが起きていると推測されます。
つまり、筋膜リリースは一つの説であって確定されてはいないのです。
矯正やリリースの本質を伝えていないところには行きたくない、という私個人の思いです。
もちろん、上記に上げた施術で頭痛が良くなった場合もあると思います。
それを否定はしません。
よくなってよかったですね、としか言えません。
f.酸素カプセルを勧めてくる
医療用酸素カプセルと一般用酸素カプセルは異なることを知ってください。
異なる要素は圧力です。
チョットしたことですが、圧力が異なるとその反応も異なります。
一般用は人体への影響がないのです。
ちょっと待ってくれ、病院ではないけれど酸素カプセルに入ると体が変わる、いい加減なことを言うな(怒り)という方もいらっしゃると思います。
一旦冷静になってこちらの論文をお読みください。
高圧酸素療法の現状(2018)結論としては、狭い静かな空間で休めた効果です。
つまり、酸素は関係なく、休息を必要そしている身体であることです。
【プロは行かない治療院6選まとめ!】
1.国家資格を持っていない
2.チェーン展開
3.骨盤矯正
4.小顔矯正
5.筋膜リリース
6.酸素カプセル
以上の6つを軸にして探しましょう。
しっかり見てくれる治療院に当たる確率が高まります。
あなたの頭痛が楽になることを願っています。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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